去る2024年3月25日、京都大学経営管理大学院を無事卒業し、経営学修士(MBA)を取得しました。京都大学での2年間とフランスのグランゼコールem business school での1年間の合計3年間の学生生活を終えました。
毎日が勉強や研究漬けの本当に大変な時期もありましたが、今ではすべてが良い思い出で、年齢、性別、国籍、バックグラウンドの全く違うダイバーシティの環境の中での学びは最高の経験でした。
授業では、数十年ぶりの数学や、Harvard Business Schoolのケーススタディ、先行研究論文や記事など、英語でかなりの量を読みました。予習をして授業に臨み、ディスカッションをしたり、チームでスライドをまとめてプレゼンしたり、既存のビジネスモデルを分析したりしました。また、個人やグループで複数の新しいビジネスモデルを考案し、それらを発表しました。
コースの半分が外国人なので、英語の授業を受講すると日本人は1〜2人です。International Nagotiation(国際交渉)クラスでは、外国人チーム同士でネゴシエーションのデモをし、面識のないアイルランドに住む学生ともメールでアポを取って、指示に従ってネゴシエーションのデモをしました。
ネゴシエーションのデモでは、参加者が役割を割り当てられ、それぞれの立場や利益を代表するキャラクターとして振る舞い、与えられたシナリオやケースに基づいて交渉を行います。また詳しく書きたいと思いますが、ここで出てくる障害は言葉よりも文化の違いでした。つまり価値観の違いです。
在学中は、国内だけでなく海外にも学びのチャンスを頂きました。フランスem lyon business schoolへの一年間の派遣留学では奨学金を頂き、人生の中でも本当に素晴らく貴重な体験をさせて頂きました。
フランスでは、全てのクラスでグループワークとプレゼンテーションがありました。チームメンバーは先生が割り当てるのではなく、自分たちでチームを結成することから始まります。最初のクラスでは、全く知らない他の学生たちとチームを組む必要があるので積極性が欠かせません。
またチームのダイバシティによって、アイデアの出し方や時間の使い方が違うので、その辺りも凄く勉強になりました。日本人同士とは全く違います。
フランスビジネススクールでのラグジュアリーブランディングコースのプレゼン資料⇩
先生の指示に従って、毎回の授業時間内にチームでまとめて発表。スライド作るのも早くて驚きました。
この年齢で第2の学生生活に戻れたことは、人生最高の選択であったと思います。
卒業が終わりではなく、これから第2の人生のスタートとして、学んだことを社会に貢献できる様、一層頑張りたいと思います。
新コースでは、異文化コミュニケーションとアート(テーブルコーディネート)でマインドを解放し、生活の美学、経営学、生き方、ダイバーシティ、マインドセットなどの学びを取り入れ、自分の未来をデザインし、グローバルにも通用する本格的な「魅力磨き」コースとして一新していく予定です
今後とも宜しくお願いいたします。
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