昨年から始まった新しい活動ですが、 テーブルコーディネートと空間で創る「空間トータルコーディネート」が、新しいアートのジャンル「空間芸術」としてアート界で認められ
作品をご覧いただきました様々な美術評論家やギャラリー様から、作品出展のお声をかけていただくようになりました。
2020年の1月は、日本とインドネシアの海外共同展覧会として、
東京上野にある『EMPギャラリー様』開催の「日本・バリ友好交流展」に、空間芸術作品が展示されました。2020年1月15日(水)〜26日(日)
日本の新進アーティストを国内・海外に紹介する美術書『日本藝術の創石No.24』に掲載されたのがきっかけで、新しいジャンルの空間芸術アーティストとして活躍しています。
『空間芸術って何?』と思われるかもしれませんが、
実は、私もそう思ってたんです・・・
私自身、空間を美しく創りあげる「空間トータルコーディネート」は、仕事で当たり前としているものです。
しかし、この空間を創り上げるのに何日も考え、インスピレーションと感性を使って、何もない白紙のキャンパスから創り出すので、アートでもあります。
そして、数時間でそのアートは消えてなくなり、そこに存在した人々の心に残します。
儚い美しさこそ、美しいのかもしれないと思いつつ。。
それが空間芸術の世界です。
いろんなアーティストが、空間を芸術的に創り上げ、限られた時間の中で存在する芸術。
その空間芸術を写真に残すことで、どのような芸術になるのか?
今回の展覧会に推薦してくださったEMPギャラリーの大橋さんに聞いてみました。
このギャラリーで展示されている作品すべてが、ギャラリーのスタッフの方が個展に出向かれたり、いろんな美術書などから選抜されたアーティストの作品だそうです。
この一つひとつを、説明を受けながら鑑賞させていただきましたが、どれも個性的で、私も心打たれました。
よくこんなに感性の通じるものを探されましたね!
その中の一つに展示されていることが嬉しくなりました。
この展覧会は、バリ島にあるギャラリー『Tonyraka Art Gallery』と共同開催で、ギャラリーオーナーや美術関係者の方々もインドネシアからたくさんお越しになられています。
インドネシアのバリは、アジアの中でもかなり美意識やアートのレベルが高く、シンガポールなどの大きな展覧会にも、バリの美術関係者が招かれることが多いそうです。
そんな海外から見た、この空間芸術作品はどう評価されるのでしょう?
興味深いところです。
バリ島のギャラリーオーナーから直々のご感想をいただきました。
『エレガンスが溢れていて、贅沢なくつろぎ感を予感させてくれる、大変美しい空間を作られている』
大橋さんによると、とても評判が良かったらしく、2月のバリ島での展覧会に是非出展しないかという強いオファーもいただきました。
数ある作品の中から選んでいただき大変嬉しいです。
大橋さんに『どこにアートを感じてくださったの?』と質問してみました。すると、、
”第3者として、少し離れた場所からこの空間を眺めている私がいる。
空間だけど、色や物が、キャンパスの中に計算し尽くされて配置された『美しい空間』
この中に入り込んだらどうなんだろう?という気になる。
そして、空間に入り込んだ自分を想像する。。。”
まるで不思議の国のアリスのようですね。
アーティストとして語るべきではないかもしれませんが(笑)
まさに、この作品のタイトルは「MIKAの世界」なんです。
自分のこだわりある世界にお客様を招くこと。
その空間への第一歩から、私のおもてなしは始まっています。
美しい空間、美しいものに囲まれて感じる深い感動。
楽しい時間を過ごしていただくためのおもてなし。
五感で楽しんでいただくエンターテイメント。
それらが始まる予感を、写真でどこまでお伝えできたかはわかりませんが、それが実際の私の空間トータルコーディネートのコンセプトです。
EMPギャラリーさんは、海外展覧会への出展も多く、
その準備に忙しくされていらっしゃったオーナーともお話もすることができ、
海外の展覧会の様子もお伺いしました。
日本の芸術を世界へ。。
その思いがとても伝わりました。
期間中に観にいて下さった方、本当に有難うございました!