【第5話】このコラムはシリーズです。第1話からお読みください。
娘がインターナショナルスクールの幼稚園の時、First boyfriendができました!
彼はアメリカ人。
彼のお誕生日に招かれて迎えに行った時、今日大変だっだでしょうからと、、、
少し休憩してもらうために、子供2人を近所の公園に遊びに連れて行きました。
噴水が次々と半円を描く様に飛び出してくる公園で、向こう側に行くには、この噴水の出方を読みながら越えていかないといけません。
娘はもともと水が大好きで、水を見ると血が騒ぐタイプ。
いとも簡単にヒョイヒョイヒョイと越えて行きます。
ところが彼は、足がすくんで前に進めません。
「Come on!!」
と言っても、なかなか踏み出せない彼を見かねて、もう一度彼のいる場所に戻って来て、手をとって連れて行きました。(笑)
「大きくなったら『姉さん女房タイプ』になるのかな?」と思いましたが、(笑)
その彼も今年、アメリカ人と結婚してしまいました。(笑)
今までサロンで、たくさんの女性たちと話をしてきましたが、立場としてはお母様、奥様である人たちも多くいます。
そして、その女性の「明るさや強さ」が、家族にとても大きな影響を及ぼすと感じます。
「チャーミングな女性のABC講座」でも、このテーマについて話しますが、
あるひとは、お母様がコーラスに入ってから家で毎日歌い出したら、「家族がすごく明るくなった。」と言われていました。
トータルエレガンスコースを受講してよくあるのは、テーブルコーディネートを学んで、インテリアに奥様が興味を持ちはじめるとテイストが変わるので、家のインテリアが変わり、それが旦那様を目覚めさせて、共通の話題や趣味になったりするというご夫婦が多いです。
また、フランスの食文化とワインを学ぶと、こちらもご夫婦で共有される方が多く、食から世界が広がって、ライフスタイルや人生まで大きく変わられた方もいます。
学んだマナーや異文化教養をお子様に話すことで、お子様が海外に興味を持ちはじめて、留学されたご家庭もあります。
留学した先のホームスティで、テーブルマナーを褒められたお子様も多いです。
このように、私が女性教育に力を入れてるのは、「自分自身を磨く」ということに加え、奥様、または、お母様の立場として、どの様な知識を身につけ、アップデートするかで、家族に、とても大きな『影響力』を与える存在だからです。
サロンに来られる女性達を見ていると、「明るくて賢明で芯の強い女性」ほど、その家庭は上手くいってるケースが多い様です。
まさに姉さん女房的な女性です。
我が家ももれなく、、、私の方が強いですが、
それを信頼し支えてくれている主人にも感謝しています。
だから娘には「女性はエレガントに、可憐に振る舞い(笑)、芯は強くたくましく、自立すること!」と教えています。
これからの日本を支えていくのは「Power of women 女性のパワー」が必須です。
話は、彼女の若き日のボーイフレンドに戻りまして、、、
公園で遊んだ後、彼の家に戻ったら、”Would you like to eat cake?”
「私が作ったバースデーケーキ食べていかない?」と言ってくれたので、
「いただくわ!」と答えました。
そこで、出て来た手作りケーキにびっくり!!!
コバルトブルーのケーキ。
これには、かなりカルチャーショックでした!
生まれて初めて見た真っ水色のクリームケーキ。
ちょっとじゃないんですよ。。
たっぷりの水色のクリームがケーキ全体に塗ってあります。
果物ものってません。。水色以外で見えるのは”HAPPY BIRTHDAY”の文字のみ。。。
見た目、食べ物というイメージが脳に湧かないのか、、
脳は混乱し、見ただけで吐きそうになりました。。。(申し訳ない。。)
アメリカのお菓子は、本当にカラフルだけど、ジャンクフードが多いですよね。
その後、アメリカに娘と何度か行きましたが、量がとてつもなく多くて、大味な料理。
しかし慣れてくればもう、超カラフルな食べ物だって平気でっす!!笑
そんな食べ物を知っていることがカッコよくも思えてくるのです。
そんな私たちも、場所変わってフランスへいくと、オーガニック志向で、ナチュラル志向に変わりました。
まさにフランス人のライフスタイルです。
街の至る所にオーガニック店があり、食料品だけでなく、シャンプーや洗剤、コスメなどの生活用品までたくさんの種類が置かれています。
それに比べると、今、兵庫県の芦屋界隈に住んでいますが、住宅街なのでスーパーは充実していますが、無農薬や有機野菜、オーガニック製品を売っているお店は非常に少ないです。いつも無農薬野菜を買いに行っていたお店も閉店されることになり、ガッカリ。。。
娘も日本にいた時は、もともと天然パーマなのでストレートパーマをかけてストレートにし、お化粧もバッチリで出かけていました。
それがフランスの環境に慣れてくると、今はナチュラル志向。
食材もできるだけオーガニックにこだわり、使うシャンプーもオーガニック。最近では、髪も2日に1回しか洗わないらしく。。。
「女性として、もう少し気にかけなさい!」というくらいです。
フランス人が髪をあまり洗わない理由として、水が硬質で髪に悪いからだそうです。
同じ理由で洗顔も、化粧落としクリームやオイル、シートで拭き取るという方法が一般的で、洗顔で落とさない様です。
さて、人間は、生まれか?環境か?どちらの影響が大きいと思いますか?
“Nature or Nurture?「生まれか?育ちか?」
つづく。。