《コラム3》異文化体験の驚き

【第3話】このコラムはシリーズです。第1話からお読みください。

 

ダイバーシティとは

 

最近では「ダイバーシティ」という言葉をよく耳にします。

つまり性別、人種、国籍、年齢などの多様性で、日本の大きな取り組みとしては、女性管理職の比率を増やしたり、女性の活躍推進が最も多く、その理由に2019年のジェンダー・ギャップ指数でも先進国7ヵ国の中で最下位なので、大きく注目すべき課題です。

このコロナ禍で働き方が大きく変わってきていますが、私としては、労働時間も長く、転勤も多い日本企業のあり方や、「家事と子育ては女性」という、いまだ日本に残る考え方にも問題あり!!と、これらを経験してきた私自身語りたいことはたくさんありますが。。(笑)

 

今日はその話ではなく、今まで英語の話ばかりしてきましたが、英語ができたらグローバル人になれるのかと言ったらそうでもありません。

企業レベルであれば、国際競争力をあげていくには、多国籍企業が増えていくでしょう。ダイバーシティ の環境の中で、英語だけではなく、どのようにコミュニケーションを取っていくのか、そのグローバルコミュニケーション力が必要になってきます。

個人レベルで言えば、異なる文化の人たちとコミュニケーションすることで、見ている世界が大きく変わります。それはあなたの世界を大きく広げていくものだから伝えたい。。

 

 

そもそも、日本人ばかりの環境と、多国籍の環境の違いは何?

 

結婚してから、2年ごとの主人の転勤で10回以上は引っ越ししました。

ちょうど神戸から福岡に引っ越すことになったのが娘が3歳の頃で、インターナショナルスクールに通わせてみました。

私の最初の考えとしては、英語を学ぶのに、インターナショナルスクールに通わせなくてもいいだろう。。と思っていました。

ところが学校に入った瞬間、日本なのに異文化の世界で、カルチャーショックでした!!

 

先生は超フレンドリーで、フレンドリーな挨拶、カラフルなインテリア、学ぶスタイル、ランチの取り方、1年行事も私が学んだ日本の教育とは全く違っていて、もう。。私の方がウキウキしました。

アメリカのカリキュラムでしたが、個性と自由が尊重された教育でした。

特殊なのは、日本の学校のようにモノカルチャーではなく、マルチナショナル・マルチカルチャーです。

だから、国籍も、文化も、価値観も、宗教も違います。

日本のように単一民族ではないので、相手の考えている事が大体想像つく、、ということはありえないのです。

他の国でも、その文化や教育を通して、ある程度の同じ常識が一つの国にありますが、多国籍の集まりは、てんでばらばら。

常識と思っていたことが、常識ではありません。

 

例えば、神社に遠足にいくとしたら、宗教的な問題が生じる子供達がいます。

日本人の感覚なら、神社へも、お寺へも、教会へも、信者でなくても自由に行く人が多いでしょう。

しかし、敬虔なキリスト教徒の家族が、神社にお参りにいくということは、すごく重大な出来事です。なので、日本文化を知るための遠足であっても、必ず親の同意書が必要になります。

そして、宗教上の理由から「行かせない。」という子供も、実際に数人いるのです。

日本人の親なら、子供が爪弾きされては可哀想だからと黙認しそうですが、、(笑)

でも、「私は私、人は人」で育てられるので、逆に、人が自分と違う行動を取っていたとしても気にならなくなります。

 

1年に一度、スクールフェスティバル(学園祭)がありました。

幼稚園から高校生までの生徒全員でそれぞれの催し物を作りますが、この大きな目的は、Fund-raiseです。

つまり、学校のためにお金を集めるのです。だから、親の協力と活動が必須です。

毎年、実行委員会を立て、ボランティアでプレジデント、バイスプレジデント、アシスタントなどの役があり、体験してみました。

これが、最初にダイバーシティーの難しさを味わった時です。

 

進める内容は至ってシンプルで、アイデアを出していくのも楽しいです。ところが、いろんな問題が浮上しました。

一番時間を取られるトラブルは、いつも人間関係。

それも大体国単位、少数派ならエリア単位で分かれるのです。例えば、ヨーロッパ、アメリカ、アジアとか。。笑。

大まかな別れ方とすれば、英語が話せるかどうかです。

日本では感情を見せる怒りの表現はあまりしませんが、凄い剣幕で怒るお母さんもいます。その度に、紐解きなら、紐解きながら、色々と学ばせてもらいました。

 

何が、トラブルの障害になるのか?

そのほとんどは、文化的背景から来る価値観の違いなのです。

 

例えば、学園祭後の校庭や校舎内のゴミ拾いや掃除の話です。

私たち日本人は、学校で自分たちの使う教室は掃除するもの。。と教えられています。子供ながらに嫌だけど、トイレを掃除するのも当たり前です。

少しでもFund-raiseしたお金を学校にまわしたかったので、当然の如く、「生徒たちにさせましょう。」と日本人のバイスプレジデントが言ったのです。怒り出したのは、ヨーロッパのある国のお母さんです。

彼女の国では、掃除する人=身分の低い人なのです。

自分の可愛い息子に、掃除なんてさせれますか!!!!

私たち、日本人は、目が点・・・

道理で、インターナショナルスクールの学校内の掃除は、プロの掃除屋さんに頼んでいるんだ。。

 

私のサロンはトータルエレガンスコースで、「女性のグローバル教養」、「お母さん向けにはお子様のグロール教育」に力を入れていますが、

日本の教育は、学校では男女平等にさせられていますが、家ではほぼお母さんが全部してあげますよね。

女の子は手伝わされても、男の子は、未だに上げ膳据え膳の育て方。

お子さんをグローバルな人材に育てたいなら、過保護に育てる日本の男子教育は、息子さんをある種無能にしていると思いますよ。世界に出たら、その学びが通じませんから。。

 

つづく。。

 

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