《コラム10》旅とライフスタイルの哲学

【第10話】このコラムはシリーズです。第1話からお読みください。

 

旅とライフスタイルを追い求めて

 

今回のコラムは、私の「旅の哲学」について書きたいと思います。

フランス語なら、ちょっと気取ってるかもしれませんが、”Art du Voyage” 旅のアート。

 

もし、あなたがシェフなら、常にシェフ目線で食材や料理にこだわり、「美味しい料理」を提供するためにチャレンジし続けると思います。

レストランオーナーであれば、お客様に満足していただける「時間と空間」を提供する為、お料理だけでなく、お客様へのサービスや店のインテリアや雰囲気、テーブルセッティングに至るまでこだわりがあると思います。

どの職業でもプロなら同じで、私の場合は、人生を通して追求しているのが「旅」と「ライフスタイル」で、世界40カ国、渡航歴100回以上を通して、様々なパターンの旅や現地のライフスタイルをプロ目線で体験し、今の仕事をしています。

どのようにすると旅はドラマチックになるのか?

ライフスタイルは、楽しくおしゃれになるのか?

実はその全ては、あなたの視点を変えてセンスを磨くだけ。。
その見方をレッスンでは分かりやすいようにお話ししています。

 

 

プロの目線から

 

前回のコラムで書いたように、JTBの海外旅行課で働いていたので、海外旅行体験の中で重要なポイントを占める、世界の高級ホテル体験も沢山あって、ホテルのインテリア、サービス、ホスピタリティー、アメニティーなど、ずっとプロ目線で見てきました。

今でもそれは変わらず、職業病のように見てしまいます。

高級ホテルには、高級ホテルのサービスやホスピタリティーがありますが、スタンダードホテルクラスが、デザイン性やアート性を取り入れて、サービスやホスピタリティーを従来のものと変えることで、そのホテル自体の個性を打ち出して、スタンダードホテル以上の価値をつけるホテルも増えてきました。

こういうホテルは、アイデアの斬新さが面白かったりして、アンティークを取り入れたり、アートを取り入れたり、インテリアの勉強にも役立ちますし、ホスピタリティも独特です。

高級ホテルは「贅沢の極み」を体験できて、全てがパーフェクトであることを求められるので、、ホテル滞在だけでも、完全な現実逃避ができます。笑

そんな高級ホテルでの世界の富裕層たちの滞在の仕方と、日本人の滞在の仕方はちょっと違い、「洗練された休暇の楽しみ方」があるということも学びました。

これは海外の高級レストランでのお食事の楽しみ方とも似ていて、「洗練されたお客様」とは、日本人が思いがちなテーブルマナーだけではないということを目の当たりにしてるので、この詳細はテーブルマナー講座でも解説しています。

 

 

究極贅沢なホテルライフとは?

 

JTB時代に、色んなホテル視察や滞在をしましたが、究極の贅沢と言えるのは、やはり、オールインクルーシブ(ホテルの施設内の食事やドリンク、プールやアクティビティー、リラクゼーション施設の料金が全て含まれている)のホテル滞在でした。

クルーズの旅なんかもそうですよね!

例えば、ジャマイカのオールインクルーシブの高級ホテル。

朝、昼、夜と全て食事つきですが、プールバーでの全てのカクテルや飲み物、食べ物もフリーです。だから、食べたい時に食べれば良くて、飲みたい気分になれば飲む。

このフリースタイルがたまらなく贅沢なのです。

毎日エクササイズやアクティビティー、週に何回かイベントもあり、宿泊者は好きなものに参加します。

興味がなければ、お部屋にはプライベートプールもあって、目の前にはホテル客専用のヌーディストビーチやヌーディストプールもあります。もちろん男女兼用なので、見たことも無い光景です。笑

そこへ行く条件は、あなたもヌードであることです。

朝食はゆっくりとベッドルームで過ごしたければ、メイドに頼めば自分のヴィラのキッチンで希望の朝食を作ってくれます。

でも夕食はドレスコードがあるので、ドレスアップしてメインダイニングに出かけます。

ここで日本人が苦手なのは、みんなグループ席へ案内されるので、海外では、お隣の方とお話しすることがマナーなのです。

それもまた、旅の楽しみの一つだからです。

トータルエレガンスコースで学べる、マナーやグローバルコミュニケーションは、こういう実践的な場面であなたが洗練された魅力を発揮できるように教えています。

 

夕食も終わりかけになると。。だんだん、バンドミュージックの音も大きくなり、ノリの良い音楽になってきます。

すると海外では、カップル達が席を立って自然に躍り始めます。
あなた達が躍りたければ、最初に躍り始めてもいいのです。

日本で「踊る」というと、派手なイメージを思い描く方も多いかと思いますが、海外ではごく自然なことです。

私はこういう人生の楽しさや豊かさも、時に生徒さん達とシェアします。それは普段から慣れてないと、海外や異文化の人たちとの交流で、いざというときに躊躇してチャンスを逃すからです。

日本のホテルや、旅館滞在ではありえない楽しさです。

これが海外でのホテル体験の醍醐味なのです。

誤解の無いようにいうと、どちらがいいと言っているのではなくて、日本では日本の愉しみ方があって、温泉に、至れり尽くせりの料理やサービス、おもてなし、静寂さを楽しむ旅も、私は大好きです。

また、海外で経験する、ゲストの自主性を大切にしたおもてなしも心地よく、ワクワクするし、とても楽しいものです。

その両方を体験するからこそ、旅は素晴らしいんじゃないかな。。と思います。

贅沢なジャマイカ研修は病みつきになり、2度目はハネムーンで違うホテルに泊まりました。ついでにジャマイカで挙式もしました。この話がまた想像を絶するものだったので、、またいつかお話ししたいと思います。

 

 

旅は非日常の世界へと繋ぐマジック

 

旅というのは、非日常の世界へ連れて行ってくれるマジックのようなもので、その旅を通して、人々は何かを体験することになります。

特に私の場合は、国内旅行よりも、海外旅行の方が大好きで、見る景色が違う、建物が違う、言葉が違う、習慣が違う、食べ物が違う、人の考えることが違うなど、、すべて日本と違うところに、すごく刺激を感じます。

新しいアイデアももらえるし、慣れすぎて見えなかった、、、日本がどういう点で世界の中で優れているのか、また遅れているのかも外から見るとよく見えてきます。

そして何より、自分自身のチャレンジでもあるのです。

 

知らない土地で切符一枚買うのだって、一つの達成感になります。

日本のように、時間通りに電車が来るのは当たり前ではないし、遅れるのが常識と思っていた方がいい国だってあります。

日本だったら、駅で案内してくれることはほぼ間違いありませんし、万が一、間違っていたらクレームになります。

フランスで乗る予定の電車の出発時間が、当日急に早まっていたことがあって。。。電光版を見てびっくり!(早めるか?)

それは、線路工事の為に乗り継ぎが必要になったからだそうで、、、

納得いかないけど、「乗り継ぎは、徒歩5分くらいだから!!」と言われたので、信用して乗ったら、、、

実際には乗り継ぎ駅の場所は全然離れていて、それも7kmも離れていて、、、

そんな間違った案内をされた乗客はわんさかいるので、タクシーは来ないし、大雨だし、みんな右往左往していて、それでも、駅の人は自分の責任ではないので、窓口さっさと閉め始めるし。。

長蛇のタクシー乗り場の後ろに並んでいたアメリカ人2人が、「一緒にタクシーへ載らない?」と提案してきたにもかかわらず、田舎の駅なので全然タクシーのくる気配がなくて。。

そんな時、フランス人が携帯でタクシーを呼ぶことに成功したら、すかさず、そのアメリカ人二人は、私たちを捨て、そのフランス人に同乗を求めに行きました。

で、どうしたか、、と言えば、そのアメリカ人の裏切り行為が私たちに火をつけ、駅に迎えにきた車をヒッチハイクをして、それで予定通りの電車にギリギリ乗ることが出来ました。。。

電車に乗ると、バス停で待っていた何人かの顔がありました。あのアメリカ人達の顔も!
みんな色んな方法で辿り着いたのでしょうね。もうサバイバルゲームです。笑

旅では、人の親切さと、時に、人の裏切りにも遭遇するものです!笑

こんな経験いくらでもあるので、旅の話をすると終わりません。。

次のコラムにも続きを書きますね。

(南仏ビーチ)

つづく。。。

 

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